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日本酒レクチャー
【Step.1その3】味わいマッピングの結果
★ 日本酒レクチャーレポート その2 ★
by 中山
おかげ様で日本酒レクチャーも
2クール目を終えようとしています。
ご参加頂いた皆様ありがとうございます。
さて今回は、Step.1のその3
「バリエーションの楽しみ」で行っている
「朧酒店オリジナル 味わいマッピング」
をご紹介させて頂きます!
使用しているグラフはこちら
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香りと味わい軸でお酒をマッピングしていきます。
香り:色で4タイプに分けています。
味わい:中心から外側に向かうにつれしっかりした味わいとなります。
「Step.1その3」ではタイプの異なる8種のお酒を味わって頂き
意見を出し合いながらマッピングしていきました。
香りだけでとらえた時と
飲み下した後に広がる余韻の香りをとらえた時とでは
印象が異なる事もあります。
多面的で立体感のある味わいのお酒ほど、
色々な香りの要素があり、
絞り込むのが大変です。
また、一人一人感じ方も様々なので、
1つのお酒に対して色々な意見が飛び交いました。
それでも、どの意見も共感できる部分があり、
私もとても興味深く皆さんのお話を聞かせて頂きました。
クラスごとでも個性がでるのも面白かったです。
一部をご紹介させて頂きますと・・・
共通している部分と、まるで異なる部分があります。
特に③「雁木 純米吟醸 スパークリング」は香りの位置がだいぶ異なります。
確かに酸と甘みがしっかりとあるこのお酒は
瞬間的にフルーティと感じる方が多いかもしれません。
しかし、じっくりと香りを確かめてみると、
おりの部分から感じるふっくらと膨らみのある
パンケーキの様な香りを感じます。
感じ方、捉え方によっていろいろな顔を見せてくれるのが
日本酒の楽しみでもありますよね。
何が正解という事はなく、
1本のお酒に対して様々な発見をして
楽しみを広げていってほしいと思います!
2016年10月6日