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【純青】富久錦酒造 新規取引開始
【純青】【富久錦】
私の15年の日本酒バイヤー歴において、本格的な東京進出はこれからという銘柄で、これだけの完成度、これだけのレベル高い取り組みを見たのは初めてかもしれません。衝撃的で圧倒的。純青との出会いは驚きに満ちていて、自己の不勉強を恥じるレベルのものでした。 地元・兵庫県加西市産の原料米のみ使用を25年以上、純米のみ製造を25年以上、純青ブランドは全て生酛製法、貯蔵は丁寧な冷蔵瓶貯蔵。こうして端的に羅列するだけでも圧巻の内容を誇る蔵元です。 とりわけ、純米蔵に変遷したのは全国で2番目の早さだったそうで、先代会長の先見の明には瞠目せざるを得ません。原料米の入手も磐石で、地元の優秀な農業法人2 社に委託栽培をしていて毎年素晴らしい酒米が届くのだそう。兵庫県ならではの優位性と言って良いでしょう、山田錦・愛山・夢錦・短悍渡舟などの高級品種を 存分に使用しているそうです。 蔵元の稲岡社長の醸造に対しての洞察が熱く鋭く、製造のお話を一日中聞いていても飽きません。「料理に映え る酒には豊かな酸が必要。ワインの酸は原料由来だが日本酒の酸は発酵由来のもの。だから純青は乳酸発酵を司るために生酛製法にこだわりたい」とは至言では ないでしょうか。(私の生酛愛を語り始めると紙面が足りないのでそれはまた別の機会に。) 西日本スタイルの日本酒は一般に旨みが深いもの ですが、中にはややワイルドに感じられる味わいもあります。しかし純青は「搾りたての鮮やかな味わいを表現したい」とのことで、火入・瓶詰・貯蔵はモダン スタイルを採用。透明感あふれる綺麗な酒質に生酛由来のおおらかな酸を反映させる事に成功しています。これは朧酒店の好みのど真ん中。鮮やかで深い、充実 した酸をお楽しみください。 |
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定番酒 |
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2,808円/1800ml
1,404円/720ml |
2,808円/1800ml
1,404円/720ml
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720円/250ml
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3,240円/1800ml
1,620円/720ml
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1,728円/720ml
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2018/06/15